おっさんレンタルの副業は会社にばれない訳

おっさんレンタルに関しては、本業の会社にばれない確率が非常に高いです。そのほかの似たサービスのおじさんレンタルなども同様です。

これは、基本的にどのサービスも給与所得としてお金を稼いでいるのではなく、報酬として稼いでいるためです。報酬と給与は似て非なるもので、報酬でもらう場合は、それは事業主として稼いでいるのと同じことになるのです。

事業主と言っても事業所得で確定申告をしなくてはならないわけではないですし、副業でおっさんレンタルでそこそこの金額を稼ぐのでしたら、むしろ雑所得申告する方が妥当でしょう。

雑所得や事業所得の場合には、住民税を普通徴収とすることが地方税法上認められているため、会社にばれないのです。これが、特別徴収と言って、おっさんレンタルの利益にかかる住民税を会社の給与から天引きされる形になってしまっていますと、住民税額が何だか大きいということで、会社にバレかねないのです。

類似サービスは沢山あると思うので、念のために運営会社には報酬であることを確認して欲しいのですが、それが確認出来たら、勇気を出して自分自身をレンタルして稼ぐのもおもしろいかもしれませんね。

中々インパクトのあるサービスだなと思いますし、中高年男性に対する需要がこれほどまでにあるのかと、個人的には驚いてしまいます。私もまさにおじさんなので、嬉しくもありますね。

おっさんレンタルの副業は雑所得か事業所得になるのが一般的だろうというお話をしましたが、ここで疑問が出るとしたら、健康保険からばれる危険性があるのではないかということです。しかし、ここも特にご心配不要です。

会社で社会保険（健康保険）や年金（厚生年金）にご加入の場合には、雑所得や事業所得があったとしても、健康保険料や年金保険料はそこからは発生しないのです。つまりおっさんレンタルの副業をしてどんなに稼いでも、そこには保険料がかからないというメリットもあると言えますね。同時に副業がばれる可能性もないという、副業バレの観点からも嬉しい話なのです。

ただし、勤務先で社会保険に加入していない場合は少し話が違います（ほとんどの会社員は社会保険い加入しているはずなのですが、稀に社会保険に加入していない会社があります）。

この場合は社員は国民健康保険に加入している状態となります。国民健康保険加入ですと、おっさんレンタルの副業から出た儲けに対しては健康保険料がかかるのです。勤務先の年末調整で提出した保険料控除等申告書の健康保険料の申告額が、会社の年収に対して課題である場合で、かつ、給与計算担当者の勘が良いと、副業を疑われる可能性もゼロではないでしょう。

ただ、健康保険料は金額を保険料控除等申告書に書くだけなので、年末調整では金額を小さく書いて、確定申告書では満額を記入すれば良いのではないでしょうか。そうすることで、副収入を得ていることを隠せるでしょう。

おっさんと言えば、もう中高年の男性ということで、良い大人ではありますので、きちんと税金の確定申告は行いましょう。おっさんレンタル等のサービスの確定申告を行わずに、無申告の状態としてしまうのは非常にまずいですね。

確定申告を行わないことでかえって副業バレの危険性が上がることもありますから、注意が必要です。後から住民税が追加発生することで、会社に住民税の変更通知が行ってしまうことがあるのです。こうなると、さすがに会社としても何かあったのだろうと疑うことになるかもしれませんし、人事部から呼び出されてしまうかもしれませんね。

なお、副業がばれても、おっさんレンタルの副業をしていることまではばれないでしょう。他に所得があるということがわかるのです。雑所得で申告しているのであれば、他の上手な言い訳方法もあります。仮想通貨取引が雑所得であることを上手に言い訳に使う人は多いですし、これだと会社も「なんだ、ただの投資か」と思ってくれるかもしれませんね。

しかし、そんなことにそもそもならないように、無申告とはせずに、ちゃんとおっさんレンタルの利益は申告しましょう。

おっさんレンタルの仕事をしている最中に同僚に会うようなことは避けたいですよね。きちんと地域を考えて仕事をしたいものです。本業の勤務先の会社の近辺でレンタルすることになると、当然リスクが上がることになります。この辺は十分に注意しましょう。

又、万一人に見られた時の言い訳を考えておきましょう。備えあれば憂いなしということで、念には念を入れておきたいところです。

更に、もしも見られたとしても気が付かれないように、会社に行く時とは違う眼鏡をかけるとか、帽子をかぶるとか、少し返送してみるのも良いでしょう。男の人が帽子と眼鏡を普段と変えると、結構気が付かれにくくなると思います。

副業バレは住民税からだけではなく、このように副業しているときにばったり会ってしまってばれるということがあるのです。遠くから見られるだけなら、仕事しているとか思われないですが、話しかけられてしまって、そこで依頼者がおっさんレンタルしてることを話してしまったらさすがにばれてしまいますからね。さすがに、そのようなシチュエーションになったという話は聞いたことはありませんが、ないとは言えないので注意しておきましょう。

このページでは以下のことをお伝えしました。

・おっさんレンタルは報酬なので会社にばれない

・確定申告は必ずして無申告とはしないこと

・後輩や上司に見られてしまってばれるようなことがないように注意する

おっさんレンタルと言う副業は本当にばれないようにしたい方が多いようです。おっさんレンタルというサービス自体はとても画期的で私は良いサービスだと思います。それに、他人の役に立つ仕事なのですし、需要があるのですから、やりがいもあるでしょう。

ただ、これまで副業でのおっさんレンタル経験者と話してきた限りですと、「おっさんレンタルしてることが会社にばれたらとても恥ずかしい」という意識を持っていらっしゃる方が多いですね。なんだか少し気持ちはわかります。怪しいサービスではないのに、なんだか恥ずかしいというのが同性の私にはわかります。

是非、住民税対策は行って、会社に内緒で副業を継続してくださればと思います。もしも疑われた時の言い訳もきちんと準備しましょう。

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税理士法人センチュリーパートナーズ

税理士　齋藤一生

東京税理士会　渋谷支部所属　税理士登録番号　122533

当税理士事務所が作成した「副業がばれない方法」を記載したガイドブックです。こちらは日々お申し込みのある大人気の冊子となっております。

3週間の電話・メールによる相談権がついており、様々な状況に応じた対策を提案できます。ご相談者様が副業がバレないか強くお悩みだと思いますので、寄り添って問題を解決できるよう親身な対応を心がけております。

以前1か月ほど停止しましたように、年末調整や確定申告の時期に一時的に受付停止をすることがありますが、なるべく停止しないように致します。